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プレスリリース

2004年02月18日
株式会社エンドレスネット

「VISA認証サービス」への対応開始のお知らせ

株式会社エンドレスネット(本社:長野県佐久市 代表取締役:戸田 一行 以下、「エンドレスネット」)は、運営するクレジットカード決済サービス「ルミーズ」(以下、「ルミーズ」(注1))において、日本信販株式会社(本社:東京都文京区 代表取締役: 大森一廣 以下、「日本信販」)との提携により、インターネット上でのクレジットカードを使ったショッピングに必要な安全性を提供するサービスとして、ビザ・インターナショナル(以下、「Visa」)が開発・提唱する、カード会員の本人認証技術「3-Dセキュア(注1)」が組み込まれた、新しいセキュリティ対応認証スキーム「VISA認証サービス(英語名:Verified by Visa)(注2)」に対応したプランを追加設定し、本日より、利用申し込みの受付を開始しましたので、発表させて頂きます。

クレジットカード決済における不正利用対策の重要性

 

社団法人日本クレジット産業協会が発表した平成14年度のクレジットカードの不正使用被害総額は291億円(前年6%増)に達し、カード犯罪などへの対応がますます重要になってきています。現在のカード決済は、インターネット上でEC(電子商取引)サイトを開設される際に、手軽な決済手段として利用できる反面、「なりすまし」などの不正利用による被害の不安にさらされています。 エンドレスネットでは、日増しに高まる不正利用の危険性に対して、より安全で、かつ、利用しやすいクレジットカード決済を実現するため、この度、日本信販との提携により、新しいセキュリティ対応認証スキーム「VISA認証サービス」を導入いたしました。

消費者・ECサイト双方に「安全な決済」を約束する「VISA認証サービス」

 

「VISA認証サービス」は、インターネットでのショッピングに必要な安全性を提供するサービスです。
対応済みの加盟店でショッピングをされるエンドユーザーは、これまでのカード情報に加え、事前にエンドユーザー自身がカード会社に登録したパスワードを入力します。これによって、カード所有者であるご本人様だけが、カードをオンラインで利用できるようになり、実在の店舗でカードを利用した時と同じ安全性が保証されるようになります。 また、カード決済を取り扱われるECサイト側では、これまでは、カード保有者がカード会社に対して購入を否認した場合、カード会社より、売上金額の差戻し(チャージバック)が請求されましたが、「VISA認証サービス」の導入により、このような被害が発生した場合でも、差戻し請求は行われなくなり、不正利用のリスクを回避できるようになります。

「ルミーズ」での対応

 

「ルミーズ」では、「ライト」・「スタンダード」・「デベロップメント」の全ての料金プランで、「VISA認証サービス」を標準でサポートします。


今後、エンドレスネットは、本サービスを、大手法人様から個人事業主の皆さままで、あらゆるEC事業者様にアピールし、2004年度末までに1000店舗へのサービス提供を目標として、拡販してまいります。

詳細情報は、次の通りです。

  1. 「VISA認証サービス」対応スケジュールについて
    • 対象プラン : 「ルミーズ」全プラン
    • サービス提供開始予定日: 2004年 2月26日(木)
    • 利用申込受付開始日: 2004年 2月18日(水)
    • 現行プランの料金体系で、そのままご利用頂けます。
  2. 売上差戻し(チャージバック)が発生しなくなるカード会社当面のところ、「Visa」のロゴが印刷されているカードとなります。今春以降、「MasterCard」・「JCB」での対応が予定されておりますが、対応前の売上決済につきましては、チャージバックの対象となります。
  3. ご参考資料とURLのご案内

以 上


注1:「ルミーズ」
2001年6月に、株式会社エンドレスネットがサービス提供を開始した、クレジットカードによる代金回収・会費徴収を可能にする「クレジットカード決済サービス」で、食料品の販売から音楽コンテンツの配信まで、幅広い分野のWebショップや、会員制サイトなどでの導入事例を持っております。
注2:「3-Dセキュア」
ビザ・インターナショナル社が開発した、インターネット上でのクレジットカード決済用プロトコルです。クレジットカード情報(カード番号・有効期限など)と、カード会社に登録したパスワードの入力を合わせて行うこと、カードの他人使用を未然に防止することができます。3-Dセキュアの利用にあたって、ユーザーは、特別なソフトウェアなどを必要としないため、簡単に利用でき、また、ECサイト側も「なりすまし」などによる被害のリスクを回避できます。現在、3-Dセキュアに準拠する決済アプリケーションの構築を、Visa、MasterCard、JCBが進めております。
注3:「VISA認証サービス( Verified by Visa )」
Visaが開発したインターネット決済のセキュリティ・プロトコル「3-Dセキュア」に基づいて開発されているセキュリティ対応認証スキームです。インターネット決済においてカード発行会社がカード会員の本人認証を行うことができるサービスで、カード会員にとっては最新のカード不正使用防止策となります。現在、米国およびアジア太平洋地域では既に商用化されおり、日本においても、一昨年7月にVisaのメンバーカード会社7社が商用化開始に合意、これから複数カード会社による商用サービスが開始されています。

※「ルミーズ(Remise)」は、株式会社エンドレスネットの登録商標です。また、記載されている会社名、製品名は、各社の商標または登録商標です。

■ 本リリースについてのお問い合わせ受付
株式会社エンドレスネット IS事業部 担当者 : 佐藤・村澤
e-mail:pr@remise.jp
日本信販株式会社 広報部
担当者:佐藤
Tel: 03-3817-1094

■ ルミーズについての一般お問い合わせ窓口
株式会社エンドレスネット IS事業部
「ルミーズ・カスタマーサポートセンター」
e-mail:info@remise.jp

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